細田雅人さん(建築学科)がAYDA Awards 2023にて優秀賞を受賞
2024/04/16
- 建築学部
発表作品について
小説家の柴崎友香さんによる「他人と私の柔らかい器」という出題でした。
東京星人とは、人口過密でありながら人同士の繋がりが軽薄な東京という都市における、「他人と私」の表現です。西新宿の低層ビル群の端に、塔屋看板に擬態する天文台を設計しました。そこでは、東京の夜空で星に代わって瞬く高層ビルの一部屋一部屋の灯りを観測します。直接関わることなく他人を再認識するこの装置を、人と人が柔らかく繋がる器としました。
今後の展望
以前から人口過密や過疎化といった現象に興味がありました。人口密度の高い都市における人々の関係について提案した作品で賞をいただけたことを嬉しく思います。